EURO U-21 イタリア 2-1 セルビア・モンテネグロ

結果から見ればイタリアの勝ちも内容はプラーヴィセルビア・モンテネグロ)の
試合だった。巧みなパスワークと圧倒的なムーブで中盤を制圧、タレント揃いの
イタリアの選手を置き去りにし、数々のチャンスを作っていく。


見ていて呆然としてしまいました、嬉しくて。
これはもうA代表のサッカーを凌駕しているのでは?と思ってしまう程、
この若いプラーヴィのサッカーは面白く、この中盤にA代表のFW陣が絡めば、
かなり良いチームが出来るそうな予感がする。
この監督さんがいいのだろうなぁ、しっかりと時間掛けて旧ユーゴの遺伝子を
持ったチームを作り上げてきたのだろうと思う。


それにしてもスポーツ選手における一番大事な時期をユーゴ内戦でろくに
プレーも出来なかったであろうこの若者達がここまで来るのは大変だっただろう。
Pixyがセルビア・モンテネグロサッカー協会が心血注いだ結晶を見た気がする。
出来れば、日本とのキリンカップにはこの中から何人か来て欲しいと思う。


試合自体はFWの差が出て、イタリアがスックリのゴールで先制。
更に前がかりになったところを更にスックリが追加点。
それでも最後まで己を貫き通すサッカーをするプラーヴィは終始イタリアを
圧倒したものの反撃は1点止まりでイタリアの勝利。