鹿島アントラーズ 3−2 名古屋グランパス

赤鯱系サイトの掲示板を見ると、非難轟々になってますが
自分はそれほど内容自体が悪かったとは思っていません。
確かに楢崎、秋田先輩のミスから失点のは確かだし、
マルケスにボールを預けるだけで何もしない滝沢や、
不要なカードで退場になった古賀は戦犯には間違いない。


問題は戦えていたかどうか?だろう。戦えていた、間違いなく。
常にリードを許す苦しい展開も心が折れることがなかった。
この点は評価しても良いと思う。これはリティの言う所の


自分の出来が悪くても仲間を叱咤するような性格の強さ


を持っている秋田先輩の存在があったからではないだろうか。
常にどんな状況でも声を出していた秋田先輩には頭が下がる。
一方、秋田先輩しか声が出ていないという所に問題があるのだが・・・


それと、ネルの選手起用には苦言を呈せずにはいられない。


第一に滝沢の起用、確かにこの試合での滝沢は酷かった。
しかし、それは滝沢のせいではなく、今回のような守備的な試合に
滝沢のサイドは合わないと知っていて、あえて起用したネルの責任。
滝沢はテクがあり、ボールは持てる。でも、ただそれだけなのだ。
ネルは滝沢に優しすぎる、滝沢に立ち直るチャンスを与える為にも
いい加減に見切りを付けるべきだろう。


次に大森と角田のボランチ起用。ネルは何のために秋田・角田を
獲得したか、初心に戻るべき。(大森ボランチ起用を含めた)
DF陣の層を厚くする為ではなかったのか?
このまま二人をボランチで使い続ければ、ただでさえカードを
貰いやすいポジションに、カードを貰いやすい二人。
この二人が累積で出れない時、DF陣が3人とも出場出来るとは
限らない。そしてもう一つ、この二人はやっぱりDFだということ、
あまりにも簡単にDFラインに下がりすぎ、バイタルエリアで相手を
自由にしてしまう場面が多々ある。ここを修正しない限り失点は減らない。


自分はこれまでの試合で、ネルの修正能力は高く評価しているし、
監督を続けてもらうことに依存はない。
しかし、ネルには大森・滝沢という一部の選手に固執したがる
という悪癖があるのは考えものである。
明らかに適材適所ではない二人の為に、チームのバランスが
崩れてきているのをネルは分かっているのだろうか?
時節での修正を期待したい、問題はこれからをどう戦うかなのだから。


最後にやはりグラサポとして触れておかなくてはいけないものが・・・
古賀よ。あれは頂けない、自分の立場をわきまえろ。
押しも押される主力、選手会長を任せたのも精神面での
成長を期待してのことだったのに。
だからお前は永遠に未完の大器のままなのだ。気付いているか?
戻ったときお前のスタメンが保障されているとは限らないぞ。