名古屋グランパス 1−2 東京ヴェルディ1969

オフサイドにおいてボールの後ろにいた主審がよりオフサイドラインを
確認し易いポジジョンにいた副審のオフサイドという判断を無視してゴール
という判断を取ったという理解不能な出来事はあったにせよ。


10人の相手に1点のビハインドも返せないようでは負けて当然。
5バック、3ボランチで引きまくる相手にサイドからクロスで崩すのはいいが、
ターゲットになる選手を前線に上げない、控えにもFWを入れてない、
2列目の選手(この日は途中から2バック、1ボランチ、3トップ下だった)が
PA内ヘノーアクションでは点なんか入るわけが無い。負けて当然。
と言うわけで後半は只管、退屈なハーフコートマッチ。アホらしい試合だった。
守り切ったヴェルディの精神力と集中力は勝ち点3に値すると思う。


後は、一向に遅攻時の組み立てが見えてこないのはネルの責任。
マルケスのプレーが研究され、コージローが抑えられると得点パターンが
無くなり、ウェズレイを中盤に下げさせるネルの指導力には大いに疑問。
今年は来年の1ステージ制に向けて、チーム戦術を確立する重要なシーズン、
決断をするなら、早くして欲しい。1stの残り試合は結果より上記の部分を重点に見ていく。